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神戸市中央区は神戸の中核を担ってきた、ハイカラな港町。
神戸市中央区は、その名前の通り、立地的にも神戸市の行政・商業においても中心に位置する地域です。1980年にフラワーロード西側の生田区と東側の葺合区が合併してできた区になります。明治時代に神戸港が開港されたことで発展していき、現在では兵庫県庁および神戸市役所といった行政の中心地にもなっています。そのため、関西圏の西側エリアの中心地、という様相が強い町です。ただ歴史的な背景も相まって、同じ区内でありながら、場所ごとに大きく景観が異なります。 中心地であり、JR神戸線・阪急神戸線・阪神本線・神戸市営地下鉄・ポートライナーなど多数の沿線が乗り入れるターミナル駅、JR神戸線『三宮駅』周辺はフラワーロードを中心にアーケード街や商業施設、ビジネスビル群などが並んでいます。
一方で、そこから西側に一駅離れた元町には南京町と呼ばれる中華街があり、日本三大チャイナタウンの一つに数えられ、多くの観光客でにぎわっています。三宮の北側には北野町山本通があり、異人館と呼ばれる明治時代の洋風建築が残された地域があります。反対に南側にいくと、埋め立てによって作られたポートアイランドや神戸ハーバーランドといった再開発地域があり、大規模商業施設umieやビジネスビルであるクリスタルタワーといった商業・ビジネスの中心地にもなっています。
またこのエリアには多数のタワーマンションも存在しています。また遊覧船の停泊地でもあり、クルーズ等も楽しめます。そして東側には、東部新都心として新たに開発されたHAT神戸があります。ハーバーランドの対として開発され、こちらも商業・ビジネス・居住エリアが一体となった町になっています。
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神戸市中央区は、このようにエリアによって全く様相が異なります。ただ神戸、ひいては関西圏西側の中心地ということもあり、どのエリアも景観よく整備されており、とても住みやすく、利便性の高い町となっています。
一方で中心地ということもあり、マンション相場はかなり高めです。2LDKのマンションで平均4000万円~5000万円程で取引されています。タワーマンションも多数存在しており、1億を超える物件も少なくありません。また需要も高いため、売りにだされると比較的早期に売約される傾向にあります。 様々な様相を楽しめるお洒落な町でありながら、商業・ビジネス・行政すべてが一体となった神戸市の中心地、一方で港町としての美しい景観も楽しめる町、それが神戸市中央区です。

