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神戸市東灘区は、今も昔も関西屈指の人気のエリア。
神戸市東灘区は、JR、阪急、阪神の各鉄道会社が乗り入れており、神戸の中心部まで約15分、大阪梅田まで約30分と好アクセスのエリアです。海と山に囲まれた落ち着いた環境が好まれ、関西有数の住宅地として古くから発展してきました。
東灘区のほぼ中央には住吉川が流れています。この住吉川を流れる六甲山の湧水が、「灘の酒」の原材料となっており、日本一の生産量を誇る東灘区の日本酒生産量を支えています。住吉川の中流から下流にかけての河川敷は、遊歩道「住吉川清流の道」として開放されており、ジョギングや散歩を楽しむ人の姿が多く見られます。また、蛍やアユが生息するほどの清流です。
区内には、日本を代表する洋画家である小磯良平の油彩・版画等約2,800点を所蔵する小磯記念美術館や神戸ファッション美術館をはじめ美術館が六箇所あり、文化の香りが溢れます。また、神戸大学、甲南大学、甲南女子大学、神戸薬科大学などのキャンパスが点在。進学校としても全国的に有名な灘中・高校もあり、学生の街でもあります。
地元統計によると、神戸市東灘区の人口は他の地区と比較して増加傾向にあり、特に若い世代の流入が目立っています。これにより、出生数が増えているとも報告されていますが、兵庫県や神戸市全体の人口は下落傾向にあるため、東灘区の状況は地域の中で特に注目される現象です。
そんな東灘区は住宅地として発展してきた経緯から、大手企業が社宅を置いたり、転勤族の方にも親しまれる利便性の良い町になっています。阪急神戸線・JR神戸線・阪神本線の3線がそれぞれ並行して走っており、阪急神戸線『岡本』駅から『神戸三宮』駅まで特急で7分、『西宮北口』駅まで7分、『大阪梅田』駅まで21分と、主要駅へ乗り換えなしで行くことができます。西側へのアクセスはもちろんのこと、大阪方面へ20分でアクセスできるのが、神戸市東灘区の利便性の良さを際立たせています。
また、神戸市の主要路線である上記3線が並行して近くを走っているのも、より利便性をよくしています。特にJR神戸線と阪急神戸線の乗り換えについては、大阪―三宮間では『摂津本山』駅と『岡本』駅間が最も容易です。 そのような交通の利便性とそれに伴って、商業施設も充実していることからマンションの価格としては、神戸市の中でも高くなっています。
２LDKでおよそ2500万円前後で取引されていますが、駅近など条件次第では3000万、4000万超の物件も多数存在します。また『御影』駅、『甲南山手』駅周辺にはタワーマンションもあり、5000万円以上で取引されています。 住みやすいながら、自然・文化の特色も残す神戸市の東の入り口、それが東灘区になります。
