おっと、大畑です。
家を買う――それは人生で最も大きな買い物のひとつです。そして、その決断ひとつで、あなたの未来は「安定」と「後悔」のどちらかに大きく分かれます。
「新築なら安心だと思っていた」 「広い家が家族の幸せだと思った」 そう思って家を選んだはずなのに、10年後には「こんなはずじゃなかった…」と嘆く人が少なくありません。
この記事を読んで、あなたが後悔する側に回らないために、未来を守る「本当に正しい家の選び方」をお伝えします。
Contents
10年後、こんなはずじゃなかったと後悔するケース
実際の事例を見てみましょう。
- ケース1:利便性の低いエリアの新築戸建て
2015年、3500万円で購入した新築戸建て。家は広く、外観も美しい。しかし、2025年現在では2500万円でしか売却できず、わずか10年で1000万円の資産価値が消えました。
理由は「生活インフラの乏しさ」と「人口減少による需要低下」。通勤も買い物も車が必要なエリアでは、若い世代の流入が少なく、資産価値を維持できませんでした。 - ケース2:都心部の駅近マンション
同じ2015年、5000万円で購入されたマンション。2025年の現在では8000万円で取引される例もあります。駅徒歩5分、周囲には商業施設が充実した立地。多くの人にとって魅力的な条件がそろっていたため、資産価値が高まりました。
もちろんすべてのマンションが値上がりするわけではありません。しかし、「誰もが住みたいと思う条件」を備えた家は、需要が高く、資産価値を守りやすいのです。
家選びで「失敗する人」の特徴
1. 「広さ」や「価格」だけで決める
「家族が多いから広い家がいい」「手頃な価格の新築が安心」と、目先の魅力に飛びつく人ほど、後悔する傾向があります。広くても利便性が低い家は、10年後に売りたくなったとき、買い手が見つからない可能性が高いです。
2. 車がないと生活できない場所を選ぶ
地方や郊外で「手頃な新築戸建て」を選ぶ人が多いですが、車移動が前提のエリアは将来のリスクが大きいです。
- 人口減少と高齢化
車が必要なエリアでは、高齢者が住みにくくなり、若い世代も利便性を求めて避ける傾向があります。その結果、空き家が増え、不動産価格が下がり続けます。 - 売りたい時に売れない家になる
売りに出しても買い手がつかない不動産は、資産価値を失うどころか、固定資産税などの負担だけが残ります。
10年後も笑顔でいられる家選びの条件
1. 徒歩15分圏内に生活インフラが揃っていること
スーパー、病院、学校、駅――これらが徒歩圏内にあるかどうかは、資産価値を守るうえでの最低条件です。特に駅近は、買い手にとって「譲れない条件」のひとつ。駅から遠い物件は、どれだけ広くても買い手を見つけるのが難しくなります。
2. 誰もが「住みたい」と思える立地
駅徒歩10分以内、商業施設が充実、治安が良い――こうした条件を満たした物件は、10年後も20年後も需要が高い傾向があります。「自分だけが満足する家」ではなく、「多くの人にとって魅力的な家」を選ぶ視点が重要です。
3. 地域の将来性を見極める
購入を検討しているエリアの人口動態や開発計画を確認しましょう。例えば以下のようなポイントに注目してください。
- 人口が増えている地域かどうか
人口が増加傾向にあるエリアは、将来的な需要が期待できます。 - 大規模な開発計画の有無
新駅や商業施設の建設が予定されているエリアでは、資産価値が高まる可能性があります。
「資産価値」を無視した家選びの代償
家は「買って終わり」ではなく、「買った後が始まり」です。家族の成長やライフスタイルの変化によって、住み替えが必要になることもあります。そのとき、購入した家の資産価値が低ければ、売却が思うように進まず、新しい生活の選択肢を狭める結果になります。
一生の夢だと思って買った家が、「負債」になるのか、「未来の資産」になるのか――その違いを生むのは、購入時の選択なのです。
まとめ:未来を守る家選びを
「広いから」「新築だから」という目先の魅力だけで家を選ぶのは危険です。家は、あなたと家族の未来を広げる「資産」であるべきです。そのためには以下を意識してください。
- 徒歩圏内に生活インフラが整った立地
- 駅近の物件を最優先に選ぶ
- 地域の人口動態や開発計画を確認する
10年後、20年後、あなたの家が「価値を失わない場所」であるように、賢い選択をしましょう。
不動産は、あなたと家族の未来を支える「土台」です。その土台を正しく築くかどうかで、人生の安定が決まります。

トアロードの不動産会社TOANET
代表の大畑清一郎です。私達トアネットは、神戸・大阪エリアでタワーマンション・優良マンションの売買に特化したサービスを提供しています。資産価値を最大化する不動産選びをサポートし、お客様の理想を現実に変えるお手伝いをしています。2013年の創業以来、地域密着型のアプローチで信頼を築いてきました。
プライベートでは、3人の子供の父として、また猫好きとしての一面も持ち合わせています。趣味のダーツでは、金曜日限定で活動しています。元日本チャンピオン大城正樹選手のスポンサーも行っています。
お客様一人ひとりに寄り添った不動産の提案を心掛けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。